胃痙攣

主に胃や消化器官の疾患によって起こることが多く、その他ストレスや極度の緊張が胃痙攣の原因となる場合もあります。 アニサキス症や胃潰瘍、慢性胃炎、十二指腸潰瘍、胃がんなどが原因の場合には早急に治療が必要であり、胃腸炎や胆のう炎、膵炎、虫垂炎、胆管炎などが原因の場合でも医療機関で適切な処置が必要です。
胃痙攣とともに、高熱や右上腹部の痛みがある場合は胆のう炎や胆管炎、背中が痛む場合は膵炎、吐血する場合は胃潰瘍が疑われます。 胃痙攣は強い症状のため、早急に消化器内科を受診して原因を確かめるようにしましょう。

対症療法では症状を緩和させるために、制酸剤、ストロカインなどの鎮痛剤、ブスコパンなどの鎮痙剤、漢方などを使用します。
自己判断で市販薬を服用してしまうと、逆に症状を悪化させてしまうことがありますので、胃痙攣を発症した場合はお早めに当院にご相談ください。対症療法にて症状が緩和したら、原因に合わせた治療を行い根本的な解決に繋げていきます。